Automatic Meme Telling Machine

語ろう!感電するほどの喜びを

未来展望

[天気の子]は期待はずれだったけど、その後の食事会で先輩との議論で、自分の伊藤計劃と如何に伊藤計劃を超越できるかについての認識が刷新された。自分はまだミームを繰り返すことしかできない人間だから創作と批評が無理だけど、せめて翻訳と情報の拡散に関して努力しないと。[円]と[三体]から見ると中国SFはまだ幼いが、中国のヴィジョンがもっと成熟な英語圏或いは日本のプロ作家に何かしらの影響を与えて、彼らに活用されるなら、非常に素晴らしい作品になれるだろうと僕が期待している。

そして発展途上の中国SFにとって、やはりすでに成熟した外国からメッセージが必要かもしれない。今の中国にはすごく活躍している若手作家たくさんいるが、彼らを導く傑出なSF評論者と編集者があまりいないような気がする。外国のプロの声が僕を介してその空白を埋めるなら幸いだと思う。

伊藤計劃のような偉大な作家を越えようとするのがバカバカしくて、身の程知らずな話かもしれない。しかし僕らはやらなければならない。まずは翻訳から、まずは情報の拡散から